岡野タケシ イメージ

先日、大手YouTuber事務所の1つであるkiiiの社長が急に交代していたという事実が発覚。これに伴い、kiiiに所属していたクリエイターのきまぐれクックやMAKIHIKA、チャンネルがーどまん、とっくんなど人気YouTuber8組が、kiiiを退所する運びとなった。

そもそも株式会社の社長を退任させることが可能なのか、この疑問について弁護士YouTuberの岡野タケシがYouTubeで解説した。岡野弁護士によると、株式会社の場合は株主がその決定権を持っていると言う。株主たちの大多数が「現在の社長よりも、◯◯さんが社長をやった方が良い」となった場合、然るべき手順を踏んだ上で現在の社長を解任させることが可能なのである。

今回の社長退陣劇は所属していたクリエイターを始め、我々一般人から見ても「突然」起きたように思える事案であったが、岡野弁護士によると、水面下では着々と「Xデー」に向けて準備していたはずであると言う。つまり、「突然」の社長の解任はできないわけだ。

実はこの話は今回のkiiiに限った話ではない。たとえば、avexの代表取締役である松浦勝人氏が解任されそうになった際、歌手の浜崎あゆみが松浦氏と共にavexを去る決断をしたことは記憶に新しい。結局2人共avexに残留したが、その会社の社長を慕って頑張ってきた歌手やクリエイターとしては、社長が退陣するならば会社にいるメリットやモチベーションが無くなってしまうのである。すなわち「社長ありきの会社」と考えていることがよくわかる。

岡野弁護士は今回の動画で、YouTuber事務所の今後についても興味深い言及をしている。UUUMに関しても株価を追ったり決算報告書を見る限り、業種として頭打ちなのは否めないと言うのだ。全体的にこのYouTube業界としても成長が頭打ちとなってきており、YouTuber事務所は中長期的目線で見る限り崩壊していくのではないかと話す。

特にクリエイターにしてみたら、売り上げを事務所に取られる割に、守ってくれるべき事務所からの恩恵が薄いことも否めないとした。事務所に守ってもらわなくとも売り上げを取られずに自分自身で勝負していくYouTuberがどんどん増えていくのではないか、と岡野弁護士は分析している。

素潜り漁師マサルも6月11日にkiiiからの退所を報告。kiiiのマネージメントを主たる退所理由に挙げているが、kiiiからのクリエイター流出が今後も続くのか、その理由にも注目が集まるだろう。

文:39ライター

出典:岡野タケシ弁護士

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