ひゃくえんさんと茶々さん

100均グッズを使用したDIYや保護猫との生活を動画で紹介しているYouTubeチャンネル「100yen DIY LIFE」。動画には、チャンネル運営者である独身男性・ひゃくえんさんのありのままの日常やチャレンジの様子、そのときどきの気持ちが記録されている。

奥さんとの別居報告から始まった同チャンネルだが、まるで招き猫ともいえる愛猫・茶々さんの登場によって活動の幅を広げ、たびたびテレビからのオファーを受けるまでに成長している。

今回もYouTuberの先駆者MEGWINさんが、YouTubeでの活動からDIY、保護猫活動についてひゃくえんさんに話をうかがった。

一度はやめたYouTube 認められない悔しさから別居をきっかけに再チャレンジ

オリジナルTシャツも手掛けるひゃくえんさん

MEGWIN:もともとDIYは好きだったんですか?

ひゃくえん:そうでもないですね(笑)。モノ作りは好きな方ではあったんで、絵描いたり、何か作ったりはしていました。離婚前に別居してしまったので、何か没頭するものが欲しくて、ハマったのがDIYだったっていう感じですね。

いまのチャンネルではないですが、もともと配信も1年半くらいやっていたんです。そのときは“なんでもやる系”がYouTubeで流行っていたので、HIKAKINさんがやっていたものを真似してやっていました。

これは二番煎じ、三番煎じとかだったので伸びず、ただ単純に「YouTubeには夢がある」っていう理由でやっていたんですよね。そのときはもう結婚していたんですが、当時の仕事が嫌になって辞めちゃったんです。

MEGWIN:仕事辞めたの?それはすごい。

ひゃくえん:ほかの仕事に就くんですけど、奥さんは「YouTubeやるとかいうし、仕事辞めるし、なんなんコイツ」みたいに不満だらけだったんですよ。

MEGWIN:何歳のときですか?

ひゃくえん:20代後半のときですね。

MEGWIN:まー、しょうがないよね。20代後半じゃあね(笑)。

ひゃくえん:計画をしっかり立ててYouTubeをやるっていう考えはあったんですけど、傍から見たら「それ、大丈夫か」と。

家族や奥さんの友達にもそういう風にいわれた挙げ句、僕の友達からは陰口をいわれ。最初は奥さんも「あんたの好きなことで頑張りや」っていう感じではあったんですけど、周りからそういわれると不安になっちゃったみたいで。

いろいろ積み重なって別居することになったんですよ。

MEGWIN:どっちから切り出したんですか?

ひゃくえん:奥さんからです。その時は2カ月間、もうYouTubeも動画撮影もしないと決めて、配信やめていたんですけど。

別居していたんで、水面下でちょっとうずうずしちゃって。「悲しい気持ちとかを撮影したらどうなるんだろう」と思って配信したっていう。

MEGWIN:見せたい欲が強いですね。

ひゃくえん:これには賛否両論あります(笑)。でも、これは僕しかできないし、配信も動画も好きだから、自分の体験を動画にしてみようかなっていうのが、今のチャンネルです。

MEGWIN:もともとやっていたけど、別居がきっかけで、もっとやりたくなっちゃったと(笑)。

ひゃくえん:悔しい思いが強かったんです。「なんでこんな周りから認められないんだろう」っていう。承認欲求が強い方なんで(笑)。

MEGWIN:僕は芸人やめてYouTuberになったとき、親にブチ切れられて「もう勘当だ」「敷居をまたぐな」っていわれましたけど(笑)。説明してもわかってもらえないっていうのは、一緒ですね。

ひゃくえん:とりあえず結果出すしかないですよね。いま7万人ぐらいの方が見てくださっているというのは、やっと救われたなっていう気持ちではあります。

最近は「よいことしたいな」って思っていて、いまのYouTubeを始めたきっかけはネタにしています(笑)。保護猫の茶々さんを飼ったら、茶々さんのおかげで動画を見てくださる方もけっこう多くて。

そしたら、保護猫カフェで保護猫ちゃんに恩返しするっていうのが僕の配信の意味なのかなって。意味探ししているんですよ、自分の生きる意味みたいな。

MEGWIN:旅人みたいだな。「人の役に立ちたい」とか「猫を保護したい」とか、そういう気持ちが芽生えたのがすごいですね。まったくそんなの芽生えてないですからね(笑)。

離婚したことを赤裸々に語ってくれる人がいると、やっぱりちょっと心強くなりますよね。離婚したことがない人には多分わからないから。

ひゃくえん:そうなんですよ、MEGWINさん!「大丈夫だよ」とか、ぜんぜん響かないんですよ。「自分しか答え持っていないんだ」ってことになっちゃって。

そういうこともあり、SNSの友達とか家族のアカウントを消したりもして、水面下でこの配信をやっているだけっていう状態になりましたね。

MEGWIN:もう完全にYouTubeに没頭したんですね。

ひゃくえん:しましたね、かなり。

MEGWIN:何だかんだいま人気のあるYouTuberが売れた理由って、ヒマだったからなんですよ(笑)。

仕事を辞めたりとか、何かを切らないと時間って作れないから、ヒマってけっこう大事で。没頭できる時間があったことは、すごいよいことなんだろうな。ちょうどよいきっかけだったんじゃないかな(笑)。

ひゃくえん:別居と離婚がちょうどよいタイミングだったのかもしれないですね(笑)。

MEGWIN:余計なことを全部とっぱらえたことで、いまいろいろ起きているんじゃないかと思いますね。これからの方が面白くなるんじゃないですかね。

ひゃくえんが告白 100均グッズDIYの戦略とダイエットを決意させた知人との別れ

DIYのなかで1番反響のあったベッド

MEGWIN:次はDIYについてですね。なぜ100均のグッズに特化したのでしょう?

ひゃくえん:最初はもちろん、本当お金もなかったっていう。見ていただくっていうところで、やはり100円ショップとかどこにでもある、手に届きやすいものでやった方が、みなさんに観ていただけるきっかけになるのかなっていうところはありましたね。

MEGWIN:ちょっと絞りにくいと思うんですけど、今まででのDIY作品で傑作ってどれですかね?

ひゃくえん:前の家で使っていたベッドですかね。それは棚とか、家にあるカラーボックス、あとはソファを解体してフレームを作って、その上にマットを敷いてベッドを作ったんですけど。

それは100均に特化してないですけど、100均のものもちょこちょこ使いながらあるもので作ったみたいな。自分自身でも、それがアイデア的にはよかったなと思っていますし、DIYのなかでは1番見られていますね。

MEGWIN:リサイクル的な感じね。ダイエット企画は、何でしようと思ったの?

ひゃくえん:別居して、離婚して、けっこう体重が増えちゃったんですよね。で、ダイエットしなくちゃいけないなって思っていて。その時も「ダイエットしなくちゃ」とか「貯金もしなくちゃ」とか、いろいろ目標があったんですけど、ある日突然知人が亡くなっちゃって。

みんなから応援されている、次期社長候補みたいな人だったんですよね、その人が。そのときに、「なんでこんなみんなに応援されている、みんなから好かれる人はすぐ亡くなっちゃって、周りから煙たがられている、YouTuberといわれている僕が生きているんやろ」ってすごい考えちゃって。

そしたら目標を立てたものを、もう真剣にやらんといかんなってなっちゃったんですよね。とりあえずダイエットマイナス10キロ頑張ろうって。

MEGWIN:離婚した後って、何キロくらい太った?

ひゃくえん:10キロです。66.5キロまでいきましたね。

MEGWIN:逆に僕は痩せちゃいましたけどね。悲しくて、食べられなくなっちゃいましたけど、ストレスで食べちゃう人もいますもんね。一番効果的だったトレーニングって何でしたか?

ひゃくえん:ダイエットだけだと、走ることかなとは思うんですけど。

MEGWIN:食事はどうですか?

ひゃくえん:納豆とあさり汁をよく食べていました。

MEGWIN:お腹減っちゃうよ、そんなの。

ひゃくえん:簡単に食べられますから(笑)。牛丼屋さんの定食なんかもよいと思いますよ。ご飯は少量にして。あとは間食にプロテインを飲んでいます。

基本的に3食しっかり食べるっていうのを習ったんですけど、とりあえず僕は、タンパク質をとりまくり、消費させました。

MEGWIN:ダイエット企画の続編ってやる予定あるんですか? ムキムキになるとか(笑)。

ひゃくえん:今のところはとりあえずマイナス10キロで満足しています(笑)。また太ったらやろうかなって思っていますが、現状キープで。

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