ZAZY、モグライダーともしげ…コンプラ時代に好かれる「性格悪い芸人」
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『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)TVer公式サイトより

ギャンブルが好きで、遅刻ぐせがあり、多額の借金を抱えている「クズ芸人」たちが、バラエティー番組で人気を博していたと思いきや、次にブームが到来するのは「性格が悪い芸人」だという──。

6月7日に放送されたテレビ朝日系『ロンドンハーツ』では、「性格悪いけどおもしろい芸人GP」と題して、芸人仲間の間で「性格が悪い」と囁かれている芸人たちが集合。モグライダー・ともしげ、インディアンス・きむ、ZAZYの3人が登場し、その性悪エピソードが披露された。

「特にロケ企画があるわけではなく、単純に芸人たちの性格が悪いエピソードだけで展開される、かなり“お笑い純度”の高い回でしたが、有吉(弘行)さんやザキヤマさん(アンタッチャブル山崎)の見事なイジりもあり、なかなかおもしろい回に仕上がっていましたね。ホンワカとした雰囲気なのに、人の不幸に思わずニヤリとしてしまうともしげの本性が暴かれたのは、間違いなく収穫です。今後、性格悪い芸人として、活躍する未来が見えましたね」(構成作家)

コロコロチキンペッパーズのナダルや安田大サーカスのクロちゃんといったところは、もはや性格悪い芸人の“レジェンド”としてすでに大活躍だ。さらに、R−1グランプリ2022で優勝した、お見送り芸人しんいちも、その性格の悪さが際立っている。

「しんいちはZAZYとのケンカのくだりが定番になっていますが、もはやケンカというよりも、しんいちがZAZYをネチネチ攻撃しているように見えることもある。YouTubeチャンネル『東野vs』にしんいちがゲスト出演した際には、東野がしんいちの性格や口の悪さをイジると同時にしっかり注意する展開もあり、新たな笑いの可能性が見えていました。性格の悪さによって、これまでにない笑いが生み出されるパターンができつつありますね」(同)

コンプライアンス遵守によって過激な表現が難しくなっている昨今のバラエティー界において、“性格の悪さ”は求められる要素のひとつになっているとの指摘もある。

「“性格が悪い”というのは、多少の嫌悪感もありますが、“誰もが思っているちょっとした邪悪な考えを代弁してくれる”という側面もあり、共感の笑いを生み出しやすいんですよ。性格の悪さにスポットを当てれば、そういった笑いをトークベースで表現することができる。過激な表現がないと毒っ気が薄れてしまいがちなバラエティーですが、性格悪い芸人をフィーチャーすることで、コンプラの網をかいくぐって毒っ気を出すことができるわけです。そして、最終的に性格の悪さを注意したり、ちょっとした優しさを見せたりすれば、逆に好感度がアップさせることもできる。“性格悪い芸人”は、今の時代にマッチした存在かもしれませんね」(バラエティー番組関係者)

普通に考えれば嫌われるはずの“性格悪い芸人”だが、多くの人に愛される時がやってくる!?

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