視聴率低迷の『金田一』が先輩・木村拓哉の『みらてん』より「成功」と言えるワケ
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『金田一少年の事件簿』ドラマ公式サイトより

なにわ男子・道枝駿祐が5代目「金田一一(きんだいち・はじめ)」を務める主演ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)の第5話が5月29日に放送され、平均世帯視聴率が5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と同ドラマ最低を記録した。

およそ8年ぶりの復活となった令和版『金田一少年の事件簿』は初回7.8%を記録。第2話では6.2%と1ポイント以上落ち込み、第3話では6.7%とやや復調したものの、第4話で6.1%、そして第5話で5.7%と最低視聴率を更新している。

「歴代ジャニーズが主演してきた『金田一』は、堂本剛主演の初代が2シリーズとも全話平均で20%超えという大ヒットで、劇場版も製作されるなど一世を風靡した。以降も、初代ほどではないが視聴率はまずまず好調で、日テレとジャニーズにとって伝家の宝刀的なコンテンツ。この日曜ドラマ枠で前クールに放送された『真犯人フラグ』は最終回で2ケタ視聴率を記録したため、いい流れも生まれていると思われたが……。日テレは『春の金田一祭り』と題して過去シリーズの再放送・配信までして盛り上げ、局内では初回2ケタはいくと見込んでいたようだが、期待外れに終わった」(制作会社スタッフ)

しかし、『金田一少年の事件簿』といえばこれまでずっと土曜22時の枠で放送されてきた。

「土曜のイメージが強すぎたあまりか、日曜の放送に違和感がある、放送されているのに気づかなかった、といった声も。加えて、このドラマはけっこう残酷だったり、重い話も多く、日曜の夜に観たくないという人も少なくない。配信で絶好調というわけではないが、TVerではそこそこ回っているようだし、そもそも今回はなにわ男子ファンが多いのか、10代の視聴者層が中心。テレビ視聴率を求めるのが的外れでしょう。『真犯人フラグ』も最終回以外は1ケタで終わるなど、日曜ドラマ枠自体、視聴率が厳しいですしね」(エンタメ誌ライター)

世帯視聴率では、事務所の大先輩である木村拓哉が主演する『未来への10カウント』(テレビ朝日系)は3話と4話をのぞいて2ケタを記録しており、後輩の『金田一少年の事件簿』は倍近く差を付けられている格好だが、意外や『金田一少年の事件簿』のほうが勢いがあるという。

「中高生の視聴者層で比較すると、『金田一』は『みらてん』に4倍以上差をつけている。F1層(20歳~34歳の女性)の支持も高く、とにかく若い女性に見られているのは明らかで、こうしたデータは広告主ウケがいい。また、世帯視聴率ではなく、男女13~49歳のコア視聴率でも、『金田一』は3~4%台なのに対し、『みらてん』はほぼ2%台。こうした指標から見れば、むしろ『金田一』のほうが成功していると言えます」(同上)

ドラマ公式SNSのフォロワー数で比較しても、『金田一少年の事件簿』はTwitterで19.2万、Instagramは23.3万。対して『未来への10カウント』はTwitterが7.2万、Instagramは9.2万で大差をつけており、両者で視聴者層が大きく違うのは間違いなさそうだ。

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